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精巣捻転になりました

こんにちはtechno_tanoCです。

学校の定期試験がひとまず終わって、追試に向けて勉強をしなくてはと思いながらも怠惰な性格なもので勉強せずに部屋でゴロゴロしていたのですが、精巣捻転になりました。治療を受けたところすっかり良くなって、今のところ痛みは全くないです。

事の発端は今日の13時頃、トイレに行ったあともうちょっとゴロゴロしようと布団に潜り込んだ時に腹部に違和感。最初は「お腹の調子が悪いのかなー」ぐらいに考えていたのですが、いくら経っても全く治まる気配がありません。20分ほど痛みに悶ていたのですが、そこでふと気づきました。「そういえばこの痛み、金的を食らった時と似ている」。男性であれば一度は体験したことのあるあの痛みです。睾丸からお腹に響いてくるあの重くも鋭い痛みです。私の場合、睾丸そのものよりもお腹の痛みが大きく気づくのが遅くなりましたが確かに睾丸の方も痛く、睾丸が動くと痛みも激しくなる。陰嚢に触ってみると右の睾丸が腫れていました。まずすることはもちろんググることです。「睾丸 腫れ」と検索をかけたところ、「精巣腫瘍(睾丸腫瘍)」「精巣炎」「 精巣捻転」「6~8時間以内に処置しないと壊死する」などの怖そうな文章がズラズラ出てきてやっぱりヤバそうだと確信しました。その時は精巣捻転だと思っていたわけではないのですが、「もし精巣捻転だったら早く処置しないとヤバい」という情報を見て放置してはいけないと思いました。

痛みで若干朦朧としながら、症状と一緒に調べておいた最寄りの泌尿器科に行きます。この時が大体14時だったので発症から1時間ですかね。徒歩1分の場所に泌尿器科の診療所があってラッキーでした。これなら痛みを我慢して歩いていけそうです。

が、診療所の前まで行ってみると入り口が閉ざされており、よく見ると今日の診療時間は15時からだそうです。痛いお腹を抱えてグルグル考えた結果、「別の泌尿器科で最も近いものは電車でひと駅、そこまで辿り着く自信がない。もう一時間待ってから来よう」となり、とぼとぼ家に帰りました。

家に帰っても痛みは全く引くことはなく、布団のなかで悶え続けていました。金的の痛みがずっと続くことを想像して頂ければ良いと思います。すごく辛いです。今朝見たスライムを引き伸ばしたり引き千切ったりする夢を思い出しながら「俺が何をしたっていうんだ・・・!」とか考えていました。この一時間は本当に長かったです。

そんな感じでなんとか1時間痛みに耐え、再度診療所に向かいました。若干ふらついていたと思います。

診療所に入り、問診票を受け取ったのですが、歩いたせいか症状が悪化し冷や汗が止まらなく意識も遠のいて問診票を書くことができませんでした。それを見た診療所の方にすぐに診察室に運び込まれ、処置を受けました。

診察台に寝かされ、医師が来るのを待っている最中、離れたところから看護師の方の「捻転?」という声が聞こえて怖かったです。横になったら少し楽になって冷や汗も引きました。その時に測った血圧は92/70、体温は36.2℃だったと思います。目眩で目がよく見えなかったのですが、手も蒼白になっているらしい。

本来受付が15時で治療は15時半からだったのですが、急を要すると判断されたのかすぐに医師の先生がいらっしゃいました。やはり精巣捻転だったらしく、処置が始まりました。ネットで精巣捻転の項目を見た時に「切開して精索の捻れを戻す」とか書いてあったので、「あぁ手術するのか・・・」と覚悟していましたが、実際に行われた処置は違いました。

簡単に言うと「直接玉を引っ張って捻じれを直す」。ただでさえ痛い睾丸を引っ張られました。ものすごく痛かったです。変な声出ました。なんだこのダイナミックチンポジ直し。

そんな感じに数分間引っ張られた結果、医師の先生曰く「腫れも引いた」とのこと。腫れは捻転したせいで血流が途絶えたのが原因だったらしいです。そしてあの痛みはなんだったのかというほど痛みはなくなり、数分後には看護師の方に貰った蜂蜜飴を舐めながら横になっていました。あと最後にエコーを撮られました。

しばらく様子を見て、もう大丈夫そうだと判断されたので処方箋を貰って退院(?)。動いても痛みはなく、妙に感動しました。処方箋に書かれたロキソプロフェンナトリウムの文字を見て「これ学校でやったやつだ!」とか思う余裕があるほど無痛です。薬局で薬を貰い、「また発症したらどうしよう」と若干不安になりながら帰宅。今に至ります。

体験レポートとしてはこんな感じでしょうか。

まとめというほどではないですが、身体に痛いところがないって素晴らしいですね。みなさんも身体に不調があればすぐにお近くの医療機関に行くことをお勧めします。私の場合、あのまま放置していたらと思うと恐ろしいです。